2020年8月アーカイブ

 

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この画像は回転工具のスピンドルのテーパー部の写真です。

長時間メンテナンスをせずに加工を続けるとテーパー部に傷が付いて把握力が低下したり

中にゴミや汚れが堆積してしまいます。

このような状態になる前に修理をおすすめします。

 

 

<回転工具修理事例 スピンドルテーパー部キズあり>

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画像のものは回転工具のスピンドルのテーパー部の写真です。

長期間コレットで締め続けられたテーパー部にはコレットの跡が
残ってしまい保持力が低下します。
このような状態で加工を続けると加工面にビビリが出る原因となります。
早く問題を解決するためには修理に出してみることをおすすめします。

回転工具修理事例 スピンドル再製作

お客様よりお預かりした修理品です。

 

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スピンドルのねじ部がつぶれてしまい、修正不可能となりました。
修正不可能なものは、弊社にて再製作をします。

図面がありませんので、図面を書くところから始めます。

修正が不可能で再製作となってしまうと、
修理を行うのに時間とコストが大きくかかってしまうので、
早めに修理、メンテナンスを行っていただくことをおすすめします。

 

【回転工具修理事業】

エンドユーザー様では、高価な回転工具ユニットの劣化を知らずに、破損するまで使用しています。当社では、定期的なメンテナンスのお手伝いすることを目的に、「回転工具修理事業」を開始いたしました。
①新規購入品と比較して、価格的メリット大
②回転工具の寿命が長くなります。
③短納期にて、修理・オーバーホールします。
④動的精度、静的精度、幾何学精度の確認で、高精度保証します。
⑤高精度化により、製品の不良率が低減できます。
⑥突発的な故障による製品の経済的喪失の防止に努めます。

担当 藤井