<ミーリングユニット(回転工具)修理 内部水侵入>
回転工具の修理事例を紹介します。
メーカーさんから頂いた修理品です。
加工時の真円度が悪い為、修理依頼を頂いたものです。
この修理品の場合は主軸のフレが悪く1/100mm程フレており、
主軸にガタつきもありました。
分解した際には、内部に水の侵入が確認されました。
水が浸入したまま長期間回転工具を使用してしまいますと、
内部のシャフト・ギア・ベアリングの錆びの原因となり、
主軸がロックしてしまう原因となります。
水の侵入の対策としては
オイルシール・Oリングなどのシール類の交換をして
対策をします。
内部に錆びが発生してしまいますと消耗品だけではなくシャフトやギアなど、
製作しなくてはいけなくなり、
納期・コストが非常に大きくなるので早めの修理をおすすめします。