画像の部品はミーリングユニット(回転工具)のシャンク部分の写真です。
シャンクの上部は本機との接続部なのですが、この部分が打痕・衝撃等で膨れてしまうと本機に入らなくなって、接続ができなくなってしまいます。
ほとんどの修理品はこの部分が膨れてしまっているため、再研磨を施して修正を行います。
このように修正する部分が増える前に、早めの修理をおすすめします。
画像の部品はミーリングユニット(回転工具)のシャンク部分の写真です。
シャンクの上部は本機との接続部なのですが、この部分が打痕・衝撃等で膨れてしまうと本機に入らなくなって、接続ができなくなってしまいます。
ほとんどの修理品はこの部分が膨れてしまっているため、再研磨を施して修正を行います。
このように修正する部分が増える前に、早めの修理をおすすめします。
修理品を分解したときのハウジング内部の写真です。
水の侵入を防いでいたオイルシールが破損してしまいますと、内部のサビの原因になります。
また、長期間ミーリングユニット(回転工具)を使用しているとオイルシールが当たっているシャフトの一部が減ってきてしまい、その部分から水が浸入することがあります。
内部に水が浸入してしまいますとギアやシャフトも錆びてしまい、異音が発生しすることが有ります。
このようにハウジング内部に水が浸入する前に、早めの修理をおすすめします。
この画像はヒビの入ったスピンドルの写真で
スピンドルのテーパー部が割れてしまっています。
スピンドルに高い負荷がかかってしまうとテーパー部で割れが発生します。
こうなった場合、内径研磨での修正することが出来ず、新品に交換が必要となります。
新品への交換になった場合スピンドルの再製作を行うので、修理にかかる時間が1か月以上かかってしまいます。
スピンドルの割れが発生する前に早めに修理することをオススメいたすます。
画像の部品はミーリングユニット(回転工具)の
上部に取りつくナットです。
外側に取りつく部品なので水にさらされることにより
非常に錆・腐食が発生しやすくなっています。
このような状態で加工を続けると錆ついてナットが外れなくなってしまったり、
腐食が深くなってしまうとナットに穴が空いてしまい、
再利用が不可能になってしまいます。
このようにナットの錆・腐食が進んでしまいますと、再製作となり修理を行うのに
時間とコストが大きくなるので早めに修理をすることをオススメいたすます。
スピンドルを再製作した画像です。
スピンドルのネジ部がつぶれてしまい修正不可能になったスピンドルを弊社で製作しました。
新しく作ったスピンドルはもとのスピンドルをもとに弊社で図面を書着ました。
このように修正が不可能になってしまいますと、再製作となり修理を行うのに時間とコストが大きくなるので
早めに修理をすることをオススメいたします。
修理品の一部のリテーナーを黒染めする前後の画像です。
黒染めとは鉄鋼の表面に緻密な酸化被膜を形成させ錆を防ぐ処理です。鉄の表面を錆びさせそれ以上、錆が進行しないようにする処理のことです。
黒染めが剥がれてしまい、錆が発生することがよくあるので再黒染めを施し、
錆の発生を防ぎます。
ハウジングの内部に錆が発生してしまうとスピンドル・シャフト・カラー・ギアを交換することになっていしまう可能性があるので、早めの修理をおすすめします。
回転工具の修理事例を紹介します。
商社さんから頂いた修理品です。
主軸のフレ精度が悪くなったために、修理依頼を受けた回転工具です。
主な修正内容は、ベアリングの交換・ハウジングの再研磨・主軸の高さや芯ズレの調整です。
リードタイムは約21日です。